2年連続、春の道東釣行。浦嶋君と私は、蒸し暑さが増し始めた中部を離れ、北の大地に降り立った。だがその気候は・・・いくらなんでも涼しすぎやしないか?っていうか寒いって!

6月1日(木)

●予想以上の増水&濁り
 釧路空港を目指す飛行機から見下ろす道東の海岸線。しかしそこは赤茶色だった。阿寒川、茶路川、音別川、太平洋側の名だたる河川はどこも泥濁り。数日来続いた大雨と、いまだ収束しない雪代の影響だ。
 湖沼でニジマス、河川でニジマスと居残りのアメマス(この時期良型は大半が降海する)、あわよくば海アメ海サクラも、という事前の目論見は、ここで大きな方向転換を強いられることになる。まずは海が選択肢から外された。

●阿寒川 さすがのワイルドレインボー
 本日の宿が阿寒湖なので、道すがら阿寒川の様子を見て歩く。上流部まで来ると何とか釣りはできそうだ。まずはC&R区間(最上流部)より少し下流で釣りを開始する。
 普段ならくるぶし程度の水深しかないようなチャラ瀬で、私に連続してヒット。小型のアメマス、25cm程のアメマス(バラシ)、そして33cmのニジマスだ。浦嶋君は大トロの頭で良型のニジマスをバラシ。他を探り歩いた後、先のチャラ瀬で私に34cmニジマス。ニジマスはどちらも自然繁殖らしき美魚だ(上流のC&R区間では成魚放流もされている)。ルアーはドリフトトゥイッチャー50S、シュガーミノー65F。
 次はC&R区間に移動。ここでは浦嶋君が大きなヒラキで35cmと45cmのニジマスをキャッチ。どちらも放流されてかなり時間がたったらしきヒレピン。彼にはもう1本大物がヒットしたが、これは倒木に巻かれてラインブレイク。ルアーはシュガーミノースリム55F。

●本日の宿 ホテルエメラルド/阿寒湖畔 なぜ女性フロア?
 なぜだかレディースフロアに通された。この日、釣り人はだいたいここらしい。小綺麗でなかなか良い部屋だった。ただインテリアのそこかしこに女性っぽさが・・・。
 もちろん今回も温泉街のOWLでお買い物。何やら新しいオリジナルグッズを企画しているそうな。次回に期待。


C&R区間より下流部で釣れたワイルド感たっぷりのニジマス


阿寒川C&R区間

6月2日(金)

●屈斜路湖 水温急低下なのだ
 今年も『TAMARISK』引地氏にガイドを依頼する。向かったのは、最近絶好調の屈斜路湖だ。しかし船を出してすぐ引地氏がポツリ「数日前より3〜4度も水温が下がっている」水温だけじゃない、この日は気温も「6月でこの寒さはガイドになって以来初めて」と引地氏が言うほどの低さ。結局日中でも6〜7度までしかいかなかった。しかも雨と強風。フリースを着込んではいるのだが、それでも船の移動中は凍えそうだ。

 で、魚の活性も激シブ。バードック95Sを8mほどのブレイクラインの底近くまで沈めて私が42〜43cmのニジマス1尾をキャッチしただけで、早あがりとなってしまった。
 なお最近の屈斜路湖はアメマスが小型化し、その代わりニジマスが数・型とも上向きらしい。原因は不明とのこと。また本州の感覚でニジマスには小型ルアーがいいのかと思いきや、引地氏は13cmミノーまで使うとのことで、バードック95Sはノープロブレムなサイズだそうだ。

●網走川 ハイトホロピンクの魔力?
 引地氏のお情けでポイントを教えてもらい向かったのは網走川。狙いはニジマスなのだが、しかし釣れてくるのは外道ばかり。ただし浦嶋君には40〜45cmのアメマスがヒットする。聞けば、種類やサイズを問わずハイトホロピンクのミノーにだけはアメマスが食ってくるとか。残念なことに私には持ち合わせがなかった。

●本日の昼食 西洋軒/津別町 豚丼もイケルぞ
 遅めの昼食は、昨年6月と同じ西洋軒でとることに(すぐ近くにあるてん馬屋も行きたかったのだが、もう閉店していた)。やはりこの店へ来たからには塩ラーメン。あっさりなのにコクがあるスープは絶品だ。さらに豚丼を1人前頼んで2人で分けるが、これがまた旨い。北海道の豚丼はやたら甘ったるい品が多いのだが、これは程々の甘辛さで食べやすい。私が知る中ではイチバンかも。他の客が食べていた焼きそばも旨そうだった。
 食後はさらに網走川を攻めて本日の釣りは終了。

●本日の宿 鱒や/弟子屈町
 今年も鱒やに宿泊した。ここで得られるポイント情報は何かと役に立つからだ。本日の夕食はナメタカレイの干物、ニシン切り込み漬、ウドの天ぷら等々。ご主人の知人の娘さんが住み込みで働いており、彼女が弾くバイオリンが素敵だった。


屈斜路湖の美形レインボー


おすすめ!西洋軒の豚丼


網走川のアメマスはピンク好き

6月3日(土)

●釧路川 ここにもアメマス
 朝マズメは宿の近くの釧路川へ。かなりの増水で攻められる場所が限られるが、それでも私は43&45cmのアメマス2尾をキャッチできた。サケ稚魚が所々に見られたので、サイズを合わせてルアーはドリフトトゥイッチャー50Sを使用。浦嶋君は外道ばかり。

●小河川あちらこちら
 宿に戻って朝食、チェックアウトの後はご主人にうかがったオホーツク側の小河川に探りを入れる。しかしまともなサイズの本命はヒットせず。
 昼食を清里町の蕎麦屋(でもカレーライスの方が旨かった)でとった後は、中標津およびその周辺の小河川へ。だがこちらも本命にふられ、3日目の釣りは終了となった。
 オホーツクから中標津への移動中、今釣行初めて空がスカッと晴れ渡った。気温も春らしくなってきた。そこで少しは観光もしようと、神の子池と摩周湖(裏摩周展望台)に立ち寄る。神の子池(扉ページ写真)は確かに水はキレイだが、規模が小さくいささか期待はずれ。だが摩周湖は名物の霧もなく、素晴らしい景色を堪能できた。展望台から周囲の山々の眺めも絶景。展望台へ向かう道の真ん中では可愛い小ギツネが我々を迎えてくれた(車を見かけるとエサをねだりに寄ってくるのは何だかなあ)。

●本日の宿 トーヨーグランドホテル/中標津町
●本日の夕食 西陣/中標津町
 トーヨーグランドホテルは温泉大浴場がお気に入りで、いつも利用する。食事は、これもよく利用する居酒屋、西陣へ。やはり道東で食べるホッケは最高に旨い。シメは浦嶋&大野コンビが大好きな丸福のラーメンでと考えていたのだが、スープがなくなってしまったのか運悪くすでに閉店。別のラーメン屋に入るが、不味くはないけれど特に感動もない味だった。
 食事の前に、中標津に最近できた(といっても市街地から郊外へ移転しただけだが)東武サウスヒルズという大型ショッピングセンターに立ち寄ってみる。これが予想外に素晴らしい施設、特に食品スーパーは生鮮から酒、輸入食材まで、東京でもなかなかこれだけは揃わないという充実ぶり。いつもチケットの手配をする東北海道トラベルの店舗もこの中にある。ちょっと中標津町民が羨ましくなった2人であった。


金色を帯びた釧路川のアメマス


鱒やの裏手にあるポイント


霧のない摩周湖はラッキー

6月4日(日)

●釧路川 好ポイントは釣り人だらけ
 最終日は再び釧路川へ。しかし日曜日のせいか、昨日釣果を得たポイントは先客多数で釣りにならない。ならばと少し下って空いている場所に入るが、こちらは濁りがきつすぎる。小型アメマスを釣っただけで10時頃には今釣行を終了とした。

●本日の昼食 みはら/釧路市
 和商市場が休みなので、フィッシャーマンズワーフMOOでお土産ショッピング。中のレストランでおやつ代わりに食べたソーセージは美味。
 その後はRFCメンバー全員がイチオシのみはらへ。極上ラーメンに舌鼓を打ってから釧路空港へと向かった。

2006/06/06 佐藤ノブヲ


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