阿寒湖の金アメが釣りたい!私は古くからの友人T君を誘い、初夏の道東へと向かった。いつもとは季節もルートも違う釣行。はたして結果はいかに?

6月23日(木)

●阿寒湖 金アメはフライマンに微笑む
 セントレア発-釧路着のJALを降り、目指す阿寒湖畔に到着したのが16時頃。さっそく頼んでおいたフィッシングガイド(TAMARISK 引地氏)の船に乗船し、ポイントを探ってゆく。
 この時期の阿寒湖はモンカゲロウのスーパーハッチに合わせて、金色を帯びたアメマス、いわゆる金アメがライズを繰り返す。で、私はフライマンに変身。T君は百戦錬磨のルアーフィッシングだ。
 しかしこの日は、阿寒湖で年に数回しか吹かないという西よりの風。あまりコンディションは良くないらしい。確かにライズは少ない。ヘタクソなキャスティングの私のモンカゲ・ダンへのアタックはさらに少ない。意外とルアーにチェイスはしてくるのだが、手を変え品を替えてもバイトまでいかない。
 それでも何とか、私は40cm超の金アメ2尾をゲット。阿寒湖にしてはぜんぜん小さいサイズだが、ここのアメマスはめっちゃ強い、トルクフル、潜る潜る!で大満足。引地氏によれば屈斜路湖の魚はさらに強いのだとか。
 残念ながらT君はボウズで「来年までに覚えて、オレもフライやる〜!」と絶叫していた。
 そんな日でも釣る人は釣るもので、同宿の杉坂研治師匠は、唯一だったかもしれない好ポイントを探り当て、阿寒湖のモンカゲパターンでは自己最高となる70cm超の金アメをキャッチしていた。デジカメの画像見せびらかされちゃったよ。

●本日の宿 ホテルエメラルド/阿寒湖畔 意外と良いです!
 
釣り人にめっちゃ優しいことで知られるホテル。杉坂研治師匠も、今年の6月はほとんどずっと滞在していた。安い宿だが部屋はレイクビュー、朝夕食のバイキングもまずまず充実、温泉大浴場は広々快適と満足度は高い。


45cmほどの金アメ
後ろは道東の名ガイド、引地氏

6月24日(金)

●阿寒湖 ショアゲームも苦杯をなめる
 前日に引地氏から聞き出したポイントで、朝食前のひとときルアーで陸っぱりゲームを楽しむ。良型のアメマス、ニジマスのチェイスは再三あるのだが、やはりフッキングまでいかず。悔しい!

●利別川 小さくてもニジマスは楽しい
 ホテルを出た後は、ワイルドなニジマスを釣ろうと利別川へ。比較的規模が大きく、開けた感じの釣りやすい川だ。
 美味しそうなポイントからはまず確実に魚信。たまにウグイのこともあるが、ほとんどはニジマスだ。サイズは18〜29cm。残念ながら尺超えをキャッチすることはできなかった。私にもT君にも、一度良型がヒットしたのだが、共にジャンプ一発でバラシ。とほほ。
 でもさすがに北海道のニジマス、元気いっぱいで十分楽しめた。ルアーはシュガーミノー50Fドリフトトゥイッチャー50Sをメインに使用。

●本日の昼食 西洋軒/津別町 さっぱりすっきり美味♪
 名古屋に残してきた浦嶋君、大野君から「新しいラーメン屋を開拓してこい!」と命じられていた私は、渋るT君を引っ張って津別の食堂へ。ラーメン以外にも豚丼やらカレーやら、何でもありの店なのだが・・・。
 評判の高い塩ラーメンを2人ともオーダー。でてきたのは恐ろしいほど素っ気ない、でも何やらオーラが漂う一品。
 スープを一口・・・!!!なんともアッサリ、スッキリで、出汁の素材が何かさえ判別できないほど淡い味なのだが、コクと旨みは明らかに存在している。麺も具も自己主張は控えめだが、少しも嫌味なところがなく、まる〜くまとまっている。これは私が最も好きなタイプ。気に入った!
 T君も感心しきりで、ひと安心。

●網走川 強烈ウグイバトル!?
 次に訪れたのは引地氏イチオシのニジマスリバー、網走川。しかし妙に濁りがきつく、反応が薄い。唯一T君が40cmはありそうなニジマスを掛けるが、一気に瀬を下られてバラシ。
 少し下流に移動したポイントでは、遡上中らしき大型ウグイの群れに遭遇。それでもT君は粘り勝ちで、40cm超のアメマス2尾をキャッチした。さすが〜!

●屈斜路湖 ヒメマス?サクラマス?
 夕マズメの屈斜路湖が面白いと、本日の宿のご主人に教えられて最後に向かうことに。ここではT君のスプーンに37cmのヒメマスらしき(ずいぶん痩せていたがサクラマスだったかもしれない)魚がヒット。ジャンプを繰り返したナイスファイターだった。他は小型のアメマス、ニジマス、ウグイ

●本日の宿 鱒や/弟子屈町
 釧路川のほとりに建つ、フライマンに人気のユースホステルタイプの宿、鱒や。宿泊代は1泊2食6800円とリーズナブル。
 本格的なログハウスで、居室もダイニングも快適。食事は「トキシラズのホイル焼きチャンチャン焼き風」「ホワイトアスパラのバター炒め」など、ひと工夫があって美味。なによりもふつうの水の旨さには脱帽、これだけでも泊まる価値があると思う。
 ご主人はフライマンで、釣り情報をいろいろと収集できる。これも大きなメリットだ。


早朝の阿寒湖。チェイスはあったが


利別川のアベレージは22〜23cm


端麗美味!西洋軒の塩ラーメン


大型ウグイ連発の網走川


屈斜路湖の1尾

6月25日(土)

●標津川 こいつらは「ご禁制」です!
 鱒やのご主人に薦められて向かったのは標津川。ところが入川点からいきなり、北海道の河川では「ご禁制」のアノ魚の群れに当たってしまい、ウルトラライトタックルでてんてこまい。それにしてもこんなに釣れるなんて・・・。
 で、本命のアメマスニジマスはチビ数尾に終わってしまった。

●本日の昼食 丸福/中標津町 冷麺に挑戦
 T君も北海道のラーメンにハマってしまったようだ。いつもの丸福の話をすると「ぜひ行ってみたい」とのこと。彼はベーシックな『本丸醤油 だし玉入り』、私は初めて『ネギ冷やし醤油ダレ』を注文。
 冷やしは私にはちょっとタレが濃いが、それでも美味。T君も複雑なスープの味を気に入ってくれたようだ。

●屈斜路湖 あ〜返り討ち
 昨日の仇を討とうと、少し早めに屈斜路湖へ。
 だが最初のポイントでは生命反応がまったくなし。
 次のポイントではモンカゲのスピナーフォール真っ盛り。ライズも多い。だがライズの主はウグイウグイウグイ・・・。どんなルアーを投げても結果は同じ。少し離れた場所で釣っているフライマンも大苦戦。真っ暗になるまで粘ったが、トラウトの顔は拝めなかった。残念。

●本日の宿 屈斜路プリンスホテル/屈斜路湖畔
●本日の夕食 源平/川湯温泉

 夕食なしのプランでホテルを確保したのはいいが、あのあたりに食事処は皆無。結局、昨秋も行った川湯温泉の居酒屋へ。ま〜安くて旨かったからいいんだけれどね。この時期はアスパラ料理がお薦め。


お〜グッドファイト(苦笑)


屈斜路湖の超美景
釣れなくても、ほんと満足できます

6月26日(日)

●音別川 入れ食いです〜小さいけれど
 最終日は音別川に初挑戦。かつて某有名アングラーがビデオで紹介し、それ以来釣り荒れてしまったとの噂だが・・・?
 釧路地方は前夜にまとまった雨が降り、そのため川はかなり濁りがきつい。不安を感じつつ釣り開始、しかしアメマスの反応はすぐに返ってきた。
 それからは2人して怒濤の入れ食いモード。シュガーミノー50Fにスプーン、スピナー、どんなルアー、どんなカラーを使っても釣れるわ釣れるわ。特に瀬肩と、深瀬の脇が良いようだ。
 ただしサイズは大きくても20cmちょっと。こういう全域が浅い流れの川では、大型のアメマスはこの時期、ほとんど海に下ってしまうのかもしれない。魚が遡上してくる秋に再訪してリベンジしなくては。

 ということで、6月の釣行は終了。次回は9月初頭に訪れる予定。次はメモリアルフィッシュを釣るぞ〜!

2005/06/27 佐藤ノブヲ (6/28一部修正)


音別川は濁りが強かった

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