稲葉・浦嶋・佐藤の3人は、ルアーによる北のサーモン&トラウト制覇(&美味い物制覇)を目指し、初秋の道東へと旅だった・・・。 |
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8月31日 西別川 名古屋空港からANAに乗り、女満別空港に降り立ったのが13時頃。そこでレンタカーを借り、まずは最初の目的地、西別川(川上郡標茶町)へ。ここはマスコミ等にもよく登場する有名河川、しかも浦嶋君の友人の道東フリークがイチ押しする場所だ。途中で昼食を取るなどしたため(観光案内によく出る店の天丼。ボリューム感はあるが味は×)釣り開始は16時頃と遅くなる。 ●本日のヒットルアー ●本日の宿 民宿モシリバ(標津郡標津町) |
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9月1日 忠類川・薫別川・松法漁港 朝マズメに向かったのはサーモンフィッシングの聖地、忠類川(標津郡標津町)。道東に来たからには、やはりここにご挨拶しなければ。もちろん3人とも事前にネットで申込は済ませてある。 次に向かったのは標津サーモンパーク。釣るにはまず敵を知ってから?ということで、サケ・マスの観察をしようというわけだ。標津川に遡上中の群れを見たり、水槽でトラウトに餌をやったり(浦嶋君は指をかまれて流血。これは笑えた)と、予想外に楽しめた。ここはお薦め。 本流の大物と遊んだら、次は渓流の小物。オショロコマが狙えると前夜にモシリバで聞いた薫別川(標津郡標津町)へ向かう。14時頃に入渓。規模は小さいが惚れ惚れするような渓相だ。しかし魚の反応はまったくない。魚影も一度見つけたのみ。どうやら釣り人にそうとう攻められているようだ。 薫別川を後にした一行は、海沿いに羅臼へと移動。途中、松法漁港でワームフィッシング。ガヤ(エゾメバル。北海道の代表的な雑魚)の入れ食いを楽しんでから宿へ。 ●本日のヒットルアー ●本日の宿 民宿本間(目梨郡羅臼町) |
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2日の話題の前に・・・3人の命運を分けたいくつかの出来事について 実はこの後、衝撃的?な展開が一行を待っているのだが、その複線となったいくつかの出来事についてふれておきたい。 最初の出来事は行きの名古屋空港。RFCメンバーでもあるゴン山本君の師匠、プロフライマン杉坂研治氏にばったりと遭遇したこと。雑誌の取材で、同便で道東へカラフトマス狙いに行くとのこと。それでは情報交換しましょうと、携帯電話の番号を教えていただいた。 第2の出来事は1日の相泊漁港(羅臼町で、最も知床岬側の漁港、この先も知床半島は延々と続くが道はない)。宿に入る前に翌日のポイントを物色していた我々は、またもや杉坂研治氏と出会ったのだ。氏はこの日、釧路の釣友と共に河口部を探り歩いたものの、ただ一つのポイントで魚に巡り会えたきりだとか。居合わせた釧路のアングラーも今年は異常なほどカラフトマスが少ないという。「僕たちは明日は知床半島の先まで渡船で行くことにした。そうすればまず確実に釣れる。車や徒歩で入れるポイントは限りなくボウズに近い。君たちもせっかく知床まで来たのだから渡った方がいいよ」氏のこのアドバイスにより、翌日の行動は決まった。 第3の出来事は民宿本間の対応。杉坂研治氏一行に「渡船も人気で、今からではなかなか空きが見つからないだろう」と聞いていた我々は、地元の人間なら話もつけやすいだろうと、本間の女将さんに相談した。女将さんはさっそく知り合いを通して渡船業者を手配してくれた。それが光篤丸のご主人、大木さんであった。後で聞いたが、大木さんは最も親切な渡船業者の1人なのだそうだ。 第4の出来事は同船した釧路のフライマン(名前をうかがっておけばよかった)との出会い。彼の一言がなかったら・・・。 |
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9月2日 知床半島 崩れ滝 というわけで渡船を利用してカラフトマスを狙うことになった。出船は3時30分。ふつうは4時だということだから一足早くポイントへ着ける。知床とはいえ好ポイントは限られているから、心強いばかりだ。幸いにもこの船は客が少なく、他にフライマン1人のみ。彼が前日にも入って10尾以上釣れたという「崩れ滝」なるポイントを目指すことにした。 歩き疲れた我々がちんたら準備をしている間に、フライマンはさっそくキャストを開始。なんと1投目にしてヒット。ニヤッとこちらを振り向く。本命のカラフトマスだ。2投目もヒットするがラインブレイク。根ズレだ。なるほど足下にはコンブのびっしり生えた根がゴロゴロしている。それを見た私はフロロ5号ラインを、10LBメインラインの先に結ぶ。 ところでカラフトマスのファイトはというと、さすがに海にいる魚は、忠類川で釣ったものよりもパワーがある。川の流れが加わってもなお、軍配は海に挙がると思う。浦嶋君などMLのトラウトロッドを折られたくらいだ(魚のせいばかりとは限らないが)。私の持ってきた強めMLのシーバスロッドを貸すと「これはパワーがあって釣りが楽だ」と感心していた。「海の魚」ときちんと認識して望むべきだろう。メインラインは10〜14LBというところか。 結局13時に竿をしまうまで、3人で45〜60cmのカラフトマスを100尾以上キャッチしたろうか(こうなると数えていられないけれど)。その気になれば、1人100尾も可能だったのではないか。船長や民宿本間のご主人に話しても、今年最高の部類に入る釣果だろうとのこと。毎週のようにオフショアに通って鍛えていた私はそうでもないが、他の2人は腕が痛いと悲鳴をあげていた。魚は稲葉家、浦嶋家の食料に数尾をキープし、後はすべてリリースした。 朝の予定では戻ってから渓流でオショロコマの顔を拝もうということになっていたのだが、至福の3人にもう釣り欲はなし。早々にこの日の宿へと向かった。 ●本日のヒットルアー ●本日の宿 季風クラブ知床(斜里郡斜里町ウトロ) |
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| 9月3日
昨日のうれしい余韻が残り、この日の釣り予定はキャンセル。ゆっくりと宿で朝食をとり、知床五湖、カムイワッカの滝などを観光する。時間がなく知床五湖は二湖までしか見られなかったのが心残り。素晴らしい景色だっただけに、次回来た時はすべてを見て歩こう。 2001/09/04 佐藤ノブヲ |
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